ふじまる
この記事では証券会社で働いていた私が教える転勤事情についてお話しします。
職種によって違う転勤事情
証券会社には下記のような職種があり、職種に応じて転勤回数や転勤先が決まります。またそれに応じてお給料も変わってきます。
- 総合職
- エリア総合職
- 地域職
- 事務(派遣など)
総合職
給料は一番高いし、出生もしやすい総合職。
ちなみに私が働いていた証券会社では総合職と地域職の人で同じような成績でも、給料は3年めで月2万円程度、ボーナスでは10万円程度違っていました。
支店長や課長などの管理職は、結構この職種の人が多いです。
ただどこにでも飛ばされる可能性があるので要注意!
ふじまる
エリア総合職
例えば転勤はしてもいいけど、関西から出たくない!そんな人はエリア総合職を選択していました。
男性は少なく女性は多かったですが、はやくに結婚している男性はこれを選ぶこともチラホラ。
地域職
転勤はあるけれども、家から1時間半以内のところ(転居ナシ)に通いたい!そんな人は地域職を選択していました。
(私の知る限り女性しかこの職種はいませんでした・・・)
ふじまる
地域職の人はほとんど転勤がないので、頻繁に転勤をしたくない人はおすすめです。
事務
私の勤めていた会社では派遣の方が多かった事務職。
転勤を絶対したくない人はこれしかありませんでした。。。。
かといって証券会社に勤めているが実際には派遣会社に勤めているということになるので、給料は一般の事務より多いですが証券会社の営業と比べるとめちゃくちゃ少ないです。
ただ家から絶対通えるところでないと働きたくない!って人はこの職種がいいかもしれませんね。
ふじまる
入社時にはいろんな場所に
新卒で入社したら、一番ドキドキするのが『支店発表』
それまで自分がどこに行くのかも分かりません。
兵庫県出身で関西から出たことがない男性が北海道へ行ったり。
東京出身の男性が長野県へ行ったり。
福岡出身の女性が大阪へ行ったりと、めちゃくちゃバラけます。
営業成績によって転勤回数は変わる
ぶっちゃけ営業の成績がいい人は、転勤はしにくいです。
支店長がその営業マンを外に出したくないって思うからだそう...
逆に成績の悪い人は転勤はしやすい!
実際、私がいた支店や友人がいた支店ではこの推理、当てはまっていました。
ふじまる
管理職になると転勤しやすい
課長クラスになると、成績がよくても転勤、悪くても転勤。
さらに支店長になると、成績がいいから「この支店を立て直ししてほしい」ということで栄転ということも。
あまり転勤したくないなら
地域職を選ぶと、支店の範囲が狭まる、かつ転居もしなくていいのでおすすめです。
また、営業で管理職になるまでにいい成績を取り続ければ、転勤も少ないかもしれません。
営業職を目指さないという手もあります。例えば、投資情報部や人事部などに異動希望を出し続けるのもいいかもしれませんね。
ふじまる
証券会社は転勤が多いというのはホント!
以上、証券会社に転勤が多いのはホントかというお題でしたが、ホントです。
これから先、長い人生どのように働いていくかを考えるいい機会にしてくださいね。
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