ふじまる
証券会社、新卒の離職率
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新卒で入社してから1年間はずっと証券営業の新規開拓をしていました。ランキング形式で同期の名前、獲得口座件数、獲得資産が計算され、毎週課長の元に配られていました。
ある程度時期がたっても、なかなかそのランキング表から名前は消えておらず、1年たっても名前が載らなくなった人は10人程度しかいなかったと思います。
証券会社の離職率としては結構低いのかな?と思いましたが、やっていることは新規開拓と年に何回かある研修だけ。
支店では罵声があがっている状況ですが、「新卒は新規開拓をやっている」ということは課長や支店長もわかっており、そんなに毎日数字(手数料)が入らないことも承知です。
そのため、若干蚊帳の外のような気がしますが、ストレスはそこまでないのです。
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3年で離職率はどう変化する?
新卒ではそこまで同期はやめていませんでしたが、2年後3年後と怒涛の離職ラッシュが来ます。
私の支店では2年めは未稼働開拓という名の、先輩たちがいらないと思った顧客を引き継ぎアタックをし、1年めに口座を開設したお客さんから手数料を引っ張り出すという感じでしたが、他の同期は、辞めた先輩のお客さんをそのまま引き継ぎます。
そう、2年めからは支店で手数料を求められることが多くなるのです。
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女性は約7割、男性は5割程度が退職していた気がします。
女子の理由は「結婚で~、子供が出来ました~」という表向きは寿退職のように見せていることが多く、(本来はやめたかっただけ笑)中にはちゃんと転職します!という人も。
男性は転職が決まって辞めている人も多く、中には耐えきれず一旦辞めるという同期もいました。
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離職率ランキング
大学の証券会社に行った同期やコンパで知り合った証券会社の人達の話を聞く限り、大手証券会社の方が離職率が低い気がしました。
まぁ大手はとる人数は多いので、離職数は多いかもしれませんが、率で言うとそこまでってことですよね。
ちなみにキャリコネという転職口コミサイトでは、口コミをもとにホワイト度を調べており、ホワイト度はこのような順でした。
- 野村証券
- SMBC日興証券
- 大和証券
そして中堅証券に続きます。大手証券は年収も高いため満足度も高い気がします。
私の大学の友人でSMBC日興証券に行った人の話によると、「帰る時間も自分で決めれるし、毎月の手数料はあるけど毎日は詰められないし快適だよ~」と言っていました。
離職する理由は?
- このままじゃ成長しない
- 毎日同じことの繰り返し
- お客さんをだますのがツライ
- 毎日手数料、詰められるのがしんどい
- 朝早いし夜遅い
- 上司を見てもこんな風になりたいと思わない
とまぁこんな理由が同期の間では大半でした。辞めた同期のみが集まった飲み会では、「転職してよかったよね~」という話題が多く、まだ働いている同期を少し上から目線で見ている人も多かったです。
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証券会社は離職率が高い!
とりあえず、証券会社は離職率が高い気がします。私は転職しましたが転職先では証券会社にいた時より断然離職率が低く感じました。
私がいた4年間では7-8割の人達が去っていっていました。
離職するのはほとんどリテール営業の人達で、外国の市場を英語で調べ、日本語で発信するエリートさんや人事部、総務部などの人達はあまり辞めている感じはしませんでした。
ちなみに、同じような離職率が高い金融業界では、生保も離職率が高めですよね♪
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余談ですがもし、自分の年収予想を知りたいのならミイダスというサービスがおすすめです♪
参考までに自分の価値を試してみてもいいかもしれません。(笑)
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